お知らせ

2022/06/15 10:00

石乃濱田オンラインショップです。
平素より当店をご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。

以前石乃炙り鉢(十和田石)を購入されたお客様より
味噌焼きをしたあとにシミ汚れが残ってしまった。掃除方法が知りたい
というお問い合わせ頂きました。

そこで今回は、検証を交えてシミ汚れの掃除方法をお伝えできればと思います。
※ここでは石乃炙り鉢(十和田石)を例に挙げておりますが、みかげ石の炙り鉢についても同様の方法で掃除できます。


まず検証のため、炙り鉢に味噌を塗ってみたものが下の画像です。



次に下の画像は焼いて2時間後のシミ汚れです。


そして通常の食器洗い後のシミ跡が以下の画像です。
ぼんやりとシミが残っているのが確認できます。


もし中性洗剤での水洗いにて取れない場合
1) 固着した汚れならば、キズに気を付けヘラなどで落とす。
2) 15分程40~50℃のお湯に浸してからスポンジ、歯ブラシ程度の柔らかいブラシで洗う。
又はお湯に浸したタオルやキッチンペーパー等を汚れの部分に貼り付ける。
※湿布の要領で時間をかけタオルへ汚れを移すやり方です。

通常はこれで落とせます。
上記の方法でつけ置き洗いした後のシミ跡が以下の画像です。

これでほぼシミ跡は無くなりました。

もし、それでも落ちない場合は
3) 酸素系漂白剤を使用して洗います。上記のお湯を用いた洗い方に酸素系漂白剤を組み合わせます。
お湯で希釈し10分程度つけ置き洗いも効果が期待できます。
洗剤はしっかりと残らないよう洗い流し、乾燥させます。


最後に注意点として
●汚れは早めの処置で変わります。
●塩素系漂白剤の使用は厳禁ですが、変色等について自己責任にて行う際は
1) 水で希釈し
2) 短時間内で洗います。
※酸素系と違い匂いが付きやすいので、つけ置きは推奨しません。


以上がお勧めの掃除方法となります。
ご参考になりますと幸いです。

【炙り鉢(十和田石)につきまして】
十和田石を使った石乃炙り鉢は「炙り鉢」という名前ですが炭を使用することを前提とした設計のため、
食材を炙るだけでなくしっかりと焼くこともできるのが特長です。
メンテナンスを行うことで、ぜひ長くご愛用頂けますと幸いでございます。

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